◆統合失調症になったからといって、悲観する必要はありません。

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統合失調症、かかったらもう終わりだなんて思っていませんか?

 

 

どうしても怖いイメージが思い浮かぶ”統合失調症”。

「かかったら最後、人生終わりだ」なんて思っていませんか?

現在の医学でもまだわからないことばかりの”統合失調症”ですが、

そう悲観する必要はありません。

・・・何故そう言えるのかって?

それは、”統合失調症”を抱えながらも

社会に出て、立派に自立している患者さんはたくさんいるからです。

今はどんどん新しいお薬が開発されていて、

副作用も昔ほどではなくなりました。

そしてお薬で症状をコントロールできるようになれば、

ちゃーんと社会復帰ができるのです!

ただ、再発を防ぐためにお薬を飲み続ける必要はありますが、

日進月歩の医療業界。

もしかすると、近い将来、

”統合失調症”を完全に治せる日が来るのかもしれませんね。

 

 

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ちょっと詳しく、”統合失調症”の経過についてみていきましょう。

 

 

まずは『前駆期』。

かかりはじめの時期で、何となく周囲が騒がしく感じ始めたり、

眠れなくなったりします。

 

そして『急性期』。

皆さんが考える”統合失調症”は、このイメージが強いでしょうね。

激しい症状が出る時期で、不安になりやすかったり、眠れなかったり、

妄想や幻覚が出てくることもあります。

脳が働きすぎて、症状が出てきちゃうわけですね。

 

それが過ぎると『消耗期』。

今度は脳が働かなさすぎて、気力だとか感情だとか、

生きるために大切なパワーがなくなって、

ほとんど動けずに、一日中ゴロゴロしてしまったりします。

しかも本人は怠けでゴロゴロしているわけではなくて、

とても焦ってしまい、危ない行動に出てしまうこともあります。

でも大切なのは、数ヶ月もしくは数年、という長い期間の療養。

自分を大事にすることを忘れないでくださいね。

 

最後に『回復期』。

ここまで来たら、あとは症状をコントロールしていくだけ。

徐々に身体や生活を整えていき、

一般的な生活ができるようになれば、

めでたく社会復帰できる段階です!

それでもまだまだお薬を飲み続ける必要はありますが、

それでコントロールできればOK!

あとは再発しないように気をつければいいだけです。

 


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