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<第二回(2013年7月13日)>
〜不器用でもいいじゃない〜
equiです。
今日のお話は木工に限らず、生き方全般の話になると思います。
私は木工指輪を生業としていますが、
なぜ指輪以外の物を作らないの?
なぜ電動工具を使わないの?
と聞かれる事がしばしばあります。
これに対する回答はただ一つ、”不器用だから”です。
不器用なので、色々な事に集中出来ない訳です。
確かに以前は色々な木工細工やアクセサリーに挑戦をしていましたが、
今は指輪のみ、しかもデザインも1種類のみになっています。
不器用だけれども、今自分が出来る事。これを考えた結果として、
指輪のみを作っております。
幸いな事に、私の作るリングは好評を得ていて、作者としては嬉しい限りにあります。
しかしながら、私は一生涯をこのリングの道に捧げ、研鑽を怠るつもりはありません。
正直な話、アルバイトが出来る体であれば、アルバイトをしていたかもしれません。
しかし病気を持って仕事が何も出来ない。それでも生きていく。
更に不器用で、出来る事なんて限られている・・・。
そんな私をリングに導いてくれたのは兄でした。
不器用ながらも、さながら猪突猛進の如く、その道を突っ走る。
それが私の性格だったのかもしれません。
器用な生き方が出来る人が、人生や社会でも上手く行っている部分は多々あります。
しかしながら、不器用だけれども生き甲斐を見つけられないのか?
そんな事は無いと思います。
不器用だからこそ見つけられる・出会える。
そんな出会いはきっとあると信じています。
木工細工に限らず、どんな事であれ、がむしゃらに生きる姿は美しいと思うequiでした。
えくい
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<第一回>
皆様、はじめまして。
トーシツらいふ代表のequiと申します。
木工らいふという形で今後も掲載して行きたいと思いますが、
初めての寄稿ですので、今回は軽く自己紹介などをしたいと思います。
私はサラリーマン時代の26歳、統合失調症と診断されました。
最初はうつ病の投薬療法からスタートしたのですが、
全く効き目が無く、転院を勧められて統合失調症の診断が下った次第です。
その後は、勤めていた会社を退職勧奨と言う形で退職し、
次の仕事をクローズ(病気を隠す事)で探し、上手い事入社できました。
所が、以前の会社を退職してからは病院に通っておらず、
薬も飲んでいなかったので、2-3ヶ月したあたりで統合失調症が再発しました。
会社を休職する事になったのですが、主治医よりクローズで働くのは無理、と言われ、
会社にオープンで働き続ける事になりました。
その後は通院をしながらもフルタイムで7年ほど働き、
再発を繰り返しながらも、何とかサラリーマン生活をさせて頂きました。
結局最後は大きな再発をし、休職→退職。となりまして、現在に至ります。
統合失調症患者としての経験、これは失敗した事も、嬉しかった事も、様々です。
これらの経験から私が学んだ事として、統合失調症からの社会復帰をする為には、
いかにして陰性症状の療養期間を上手く過ごすか。これが大きな課題であると考えます。
主治医の先生は、のんびりと散歩でもしなさい。
と言いますが、なかなか難しい事ではあります。
かと言って、家に引きこもってネットやTVに時間を費やすのでは、
陰性症状の療養とも言い難いと思います。
陰性症状の療養中にどう過ごせば良いのか・・・
この答えは千差万別であり、模範解答は存在しないと思います。
しかしながら私は今、1つの形がイメージとして沸いている状態であります。
具体的に言うと、自分一人で完結する
”クラフト”
です。
クラフトと言っても色々なクラフトがあります。
料理、裁縫、革細工、パッチワーク、刺繍、ジュエルクラフト、木工・・・etc
基本的には100円ショップで安く買って、自分で何かを作る。
こうしたクラフトをお勧めしたいと思っています。
気分が乗った時だけクラフトをして、疲れたら寝る。
これだけでも、一つの目標に向かって進めるのでは無いかと考えております。
私はクラフトの中でも、木製リングの作製をしております。
今後、木工らいふを寄稿するにあたって、
リングの魅力や木の紹介などもして行く事が出来れば、と考えております。
くれぐれも焦らず、のんびりまったりと過ごす方法を皆さんで模索出来ればと思います。
えくい
<第二回>
〜不器用でもいいじゃない〜
equiです。
今日のお話は木工に限らず、生き方全般の話になると思います。
私は木工指輪を生業としていますが、
なぜ指輪以外の物を作らないの?
なぜ電動工具を使わないの?
と聞かれる事がしばしばあります。
これに対する回答はただ一つ、”不器用だから”です。
不器用なので、色々な事に集中出来ない訳です。
確かに以前は色々な木工細工やアクセサリーに挑戦をしていましたが、
今は指輪のみ、しかもデザインも1種類のみになっています。
不器用だけれども、今自分が出来る事。これを考えた結果として、
指輪のみを作っております。
幸いな事に、私の作るリングは好評を得ていて、作者としては嬉しい限りにあります。
しかしながら、私は一生涯をこのリングの道に捧げ、研鑽を怠るつもりはありません。
正直な話、アルバイトが出来る体であれば、アルバイトをしていたかもしれません。
しかし病気を持って仕事が何も出来ない。それでも生きていく。
更に不器用で、出来る事なんて限られている・・・。
そんな私をリングに導いてくれたのは兄でした。
不器用ながらも、さながら猪突猛進の如く、その道を突っ走る。
それが私の性格だったのかもしれません。
器用な生き方が出来る人が、人生や社会でも上手く行っている部分は多々あります。
しかしながら、不器用だけれども生き甲斐を見つけられないのか?
そんな事は無いと思います。
不器用だからこそ見つけられる・出会える。
そんな出会いはきっとあると信じています。
木工細工に限らず、どんな事であれ、がむしゃらに生きる姿は美しいと思うequiでした。
えくい